婚約指輪の予算、いくらくらい用意すれば間違いない?
一生のうち、そう何度も買うものではない婚約指輪。特に初めてパートナーのために婚約指輪を用意しようと考えたとき、いちばん悩むのは予算設定ではないでしょうか?
以前はよく「給料3ヶ月分」と言ったものですが、ここ数年ジュエリー業界でも流通形態や販売形態が多様化し、同じ金額を用意してもどこで買うかによってその内容に大きな差ができるケースもあります。
予算を決めることが先行しがちですが、まずは自分たちにとってどの程度のクラスの婚約指輪が妥当なのかを考えてみましょう。
考える順序は以下の通り
①最低限維持したいダイヤのランクを知る
②そのうえで自分たちの年齢に合った最低限の大きさを考える
③指輪のデザインによってどの程度金額の差があるかを知る
それでは順番に詳しく見ていきましょう
最低限維持したいダイヤのランク
ダイヤモンドには「4C」という世界共通のグレーディングシステムがあります。
その名の通り4つの「C」から始まる評価項目のことです
・Carat[カラット]:重量(わかりやすく「大きさ」という表現を使いますが実際には「重さ」です)
・Color[カラー]:色
・Clarity[クラリティ]:透明度
・Cut[カット]:かたち
まずカラット(大きさ)は無視して、残りの3つの「C」について見てみましょう。
カラー:H以上
一般的に黄色や茶色味を帯びるほど評価が落ちますが、H以上であればほとんど色味を感じない程度の範疇です。
クラリティ:VS2以上
ポイントはキズや内包物が肉眼で発見可能かどうかです。VS2であればまず肉眼でキズを見つけることは不可能でしょう。
カット:Excellent以上
ダイヤモンドの輝きに一番影響し、人間の手によってコントロールできるのがカットです。現代の婚約指輪のスタンダードはExcellentです。さらに形の良さだけでなく、「研磨」「対称性」にも優れた「トリプルエクセレント(3EX)」や、特別なスコープでダイヤを覗くことで綺麗な模様が浮かび上がる「ハート&キューピッド(H&C)という付随する評価もあります。
まずはこの
カラー:H以上
クラリティ:VS2以上
カット:エクセレント
を押さえましょう。
年齢に合ったダイヤモンドの大きさ
誤解のないように前置きをしますと、ダイヤモンドの大きさについては、あくまでも私の販売経験によるオススメです。少し偏った見方とも言えますので、あくまでもご参考程度にご覧ください。
基本的には男性が購入することを前提として、男性の年齢に応じて大きさを考えるべきだと思います。
最低限維持したいダイヤモンドの大きさとしてはズバリ
20代:0.2ct
30代:0.3ct
40代以降:0.4ct以上
婚約指輪に使われるダイヤモンドの大きさは、これまでも景気など時代背景により変化してきました。
かつては一般的に0.3ctが最低ラインと考えられていた時代もありましたが、今では0.2ctを切る婚約指輪も多く見かけるようになりました。
ダイヤモンドの価格は、同品質であれば大きいものほど高くなります。しかもその変化は指数関数的に上昇します。そのため景気が悪くなるとダイヤの大きさも小さくせざるをえないのも当然のことですね。
しかしご心配なく。弊社Diamond Showcaseでは、高品質で大きさもあるダイヤモンドをできるだけリーズナブルな価格でご提供しております。
年代ごとのオススメのダイヤと価格帯
では年代ごとにまとめます
20代の男性の場合
カラット:0.2ct
カラー:H以上
クラリティ:VS2以上
カット:Excellent
Diamond Showcaseにおけるシンプルラインの価格帯としては14万円~18万円程度となります。
条件を満たした最安値の商品
他にもシンプルラインのオススメは
ミドルレンジのオススメは
ラグジュアリークラスのオススメは
30代の男性の場合
カラット:0.3ct
カラー:H以上
クラリティ:VS2以上
カット:Excellent
Diamond Showcaseにおけるシンプルラインの価格帯としては17万円~22万円程度となります。
条件を満たした最安値の商品
他にもシンプルラインのオススメは
ミドルレンジのオススメは
ラグジュアリークラスのオススメは
40代以上の男性の場合
カラット:0.4ct以上
カラー:H以上
クラリティ:VS2以上
カット:Excellent
Diamond Showcaseにおけるシンプルラインの価格帯としては24万~30万円程度となります。
条件を満たした最安値の商品
他にもシンプルラインのオススメは
ミドルレンジのオススメは
ラグジュアリークラスのオススメは
ダイヤモンドが大きすぎてダメってことある?
まれにですが、「せっかくもらったダイヤの指輪だけど、ダイヤが大きすぎて普段着けづらい」という声を聞きます。
これについては個人の価値観ですので、気にせず大きなダイヤの指輪を普段から着ける方もいらっしゃれば、人目が気になって着けにくいという方もいらっしゃいます。
個人的な印象としては、やはり0.5ct以上のダイヤの指輪を着けている方を見かけると「大きなダイヤの指輪をしているな」という印象を受けます。逆に言えば、0.5ct以上のダイヤにはそれなりの存在感があり、着ける方にもそれなりの優越感を与えてくれるとも言えます。
また、0.2~0.4ctくらいのサイズであればスタンダードなサイズですので、ぜひ普段からたくさん着けていただければと思います。
まとめ
婚約指輪を選ぶ際、まず重要なのはダイヤモンドのランクを知ることです。カット、カラー、クラリティの3つを評価項目について、Hカラー以上、VS2以上のクラリティ、エクセレントのカットを目指しましょう。
さらに、年齢に応じてダイヤの大きさを考慮し、20代は0.2ct、30代は0.3ct、40代以降は0.4ct以上が推奨されます。
サイズが大きすぎると着けづらい場合もありますが、存在感と優越感を与えるダイヤの魅力も捨てがたいです。
ご覧いただきました通り、弊社Diamond Showcaseでは婚約指輪に適した品質のダイヤモンドを使用した商品を業界最低水準価格にてご用意しております。
今回は婚約指輪の予算を一般論として書かせていただきましたが、やはりお客様ごとに条件は異なります。
ご自身のご予算について不安がある場合は公式LINEでもご相談をお受けいたします。
ぜひお気軽にご相談ください。