婚約指輪。思いっきり奮発して見栄を張るべき?

婚約指輪。これから生涯を共に歩むパートナーに贈る、けっして安くはないであろう大切なアイテム。この婚約指輪にどの程度の金額をかけるべきか、どこまで奮発すべきなのか、世の中の多くの男性が悩む重要なポイントです。今日はそんなお悩みを解決すべく、どのように婚約指輪の予算を考えるべきか、私のこれまでの接客経験も踏まえて書かせていただきます。

収入から考えるベースの予算

むかしからよく聞く「婚約指輪は給料3ヶ月分」というフレーズですが、正直言って今の世間一般の相場から考えたらかなり奮発した金額になりますね。あくまでも私の肌感にはなりますが、これまで大勢のお客様の接客をさせていただいた経験からすると、給料1.5ヶ月分くらいのお買い物をされる方が多いように思います。まずはこの給料1.5ヶ月分をベースに考えてはいかがでしょうか。

考慮すべき4つのポイント

100組のカップルがいれば、そこには100通りの価値観や生活環境の違いがあります。それでは収入面以外にどのような点に考慮して予算を組むべきでしょうか。

1.財政状況

これまで事前に貯金をするなど、結婚前後での出費に備えができている方は、せっかくの大切なお買い物ですので少し奮発して誠意を表すのもいいかもしれません。ただ、高価な婚約指輪を購入するために借金をしたり、ほかの生活費を削ったりすることは避けたほうがいいでしょう。

2.二人の価値観

パートナーと一緒に婚約指輪選ぶ場合はお互いの価値観を確認することが重要です。指輪の価値に重きを置く人もいれば、思い出や他の形での贈り物に価値を感じる人もいます。ただ、控えめなパートナーであると、遠慮をして本当に欲しいものを言えない方もいらっしゃるでしょう。お相手の本当の気持ちを推し量ることも必要です。

また、男性がひとりで婚約指輪やダイヤを選ぶ場合も同じことが言えます。直接聞くことができなくても、パートナーの価値観を推し量ることが必要でしょう。

3.将来の計画

結婚後の生活や将来の計画(家の購入、子育て、旅行など)を考慮することも大切です。婚約指輪にかける予算が他の重要な計画に影響を与えないようにしましょう。

4スペシャルな気持ち

パートナーへの感謝の気持ちはもちろん、ご自身の決意を明確にする意味でも重要な選択となる婚約指輪です。あとになって「やっぱりあのときもっと・・」と後悔しないためにも、ご無理のない範囲でできるだけ良いものを選べるといいでしょう。

実際の婚約指輪の購入事例

私が婚約指輪の外商販売を行っていたときの印象的な事例をいくつかご紹介してまいりますので、婚約指輪購入の費用感を迷われておられましたら是非ご参考にしてください。

茨城在住の会社員W様30歳

これまで趣味のクルマに収入の多くをつぎ込んできたため、挙式費用や今後の生活のためにできるだけ婚約指輪の予算を抑えたいW様。婚約指輪に割ける予算は20万円。

普通この予算ですとダイヤは必然的に小さめになり、0.2ctでそれなりの品質のものになりがちです。

しかしDiamond Showcaseでは20万円の予算でも、0.3ctで高品質なダイヤの婚約指輪がご用意いただけます。

このときはダイヤルース(裸石)を10万円以内、指輪のセミオーダー製作代を10万円と設定しました。

選ばれたダイヤは「0.3ct Hカラー VS2 3EX」と申し分ないグレード。

後日お相手と一緒にデザインを選ばれましたが、特に0.3ctはデザインの品揃えも多いため、セミオーダー代10万円の予算でも、十分な選択肢からデザインをお選びいただくことができました。

お決めいただいた内容はこちら。

埼玉在住の会社員S様34歳

広告代理店にお勤めで、おそらく同年代の男性の中では少し収入が高めのS様。

お見合いからの交際だった女性K様(28歳)にプロポーズするための婚約指輪のご相談でした。

当初から大きさではなくクオリティにこだわりたいとの希望で0.3ctのダイヤでなるべく品質の良いものをとのことでした。

ただやはりご結婚後に女性K様が気に入って着けてくれるデザインにしたいとのことで、まずはダイヤの裸石の状態でプロポーズ。後日お二人でデザインをお選びいただくこととなりました。

ご購入いただいたダイヤは「0.4ct Dカラー IFクラス 3EX」という最上級グレード。

当初は0.3ctで検討されていましたが、0.4ctでも予算内で購入できることがわかりとても喜んでいただけました。

後日お二人でデザインをお決めいただき、女性K様が選ばれたデザインはウェーブ型でシンプルな細身のリング。やはり20代の女性には細身のデザインが人気ですね。

イベントでお会いした都内在住の既婚女性H様(49歳)

この方は旦那様はなしで、お一人で相談に来られました。

24歳でご結婚され、大学生の息子さんがお一人。結婚当時はお金に余裕がなく、「2~3年して落ち着いたら指輪を買おう」と約束したものの、その後お子様も生まれて結局婚約指輪を買うタイミングを逃してしまったと。

それがずっと心残りのままでしたが、今回私と知り合ったことで20年越しの婚約指輪の購入を検討されました。

幸い今は旦那様が独立されて経済的に余裕もできたとのことで、旦那様から100万円の予算をいただいて来られました。

H様は元々ジュエリーに詳しく、ダイヤモンドの品質にもこだわりがある方でしたので、結果的には0.7カラットDカラーVSクラスのダイヤで、メレダイヤをふんだんにあしらったゴージャスなデザインの指輪を78万円でご購入されました。

H様、結果的には素敵な指輪をお買い求めになられましたが、やはり結婚のときに婚約指輪は買ってもらっておくべきだったとの後悔はあったようです。

まとめ

婚約指輪を選ぶときはダイヤモンドの品質が良く、二人で気に入ったデザインものをリーズナブルに購入できたら一番いいですよね。
上記の例は過去の外商販売のケースでしたが、当店Diamond Showcaseでは婚約指輪やダイヤモンドを全国どこでもオンラインで簡単にご購入いただけます。

婚約指輪は一生に一度の特別な買い物ですが、最も大切なのは二人の関係やお互いへの愛情です。
自分たちにとって最適な選択をすることが一番です。

こういった婚約指輪のお悩みならお気軽にご相談くださいませ。
様々な事例や角度からのご提案をさせて戴き満足のいく婚約指輪をプロデュースいたします。